基本的には硬い物は滑ります。化学繊維の布も樹脂ですから、強撚糸系を使ったり、熱により変形させるなりすれば硬くなります。樹脂板も硬い、ガラスも硬い。もちろん金属も硬い。
これらは滑ります。しかし、止めるのは大変。止めることをサーフェースのみでコントロールしようと考えた場合、硬いサ-フェースでは無理。技術でこれを可能にする方もいらっしゃるでしょうが、それは、まれなケースだと思います。
布、樹脂にしろ、ガラスにしろ、『しなやか』であることは、マウスの操作性を高めるためには必要だと考えています。梨地のようなザラザラ・タイプであっても同様。
ザラザラ・タイプは、マウスの移動距離が感覚的に知りやすいという意見を聞いたとき、ナルホドと思いました。しかし、『ザラザラ』であっても、『ゴツゴツ』であってはいけないと思っています。
しなやかであるから、サーフェースを支える中間コア層の特性を、より活かすことができまると考えています。KAI.g2 は、『固さ』を感じさせないサーフェースにしたいと考えています。
『滑って、止まる』には、中間コア層の性能を活かす、サーフェースのしなやかさが不可欠。それを実現させる工夫を考える日々です。、
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