リフトオフディスタンスが近いとか遠いとか言いますが、マウスメーカーは、それを、どう実現しているのでしょう? 公表されていないので、本当のところは分からないのが実情です。
ARTISAN KAI.g2 のトラッキングの試験をとおして分かった事実。傾向を考察すると、おぼろげながら見えてくるものがあります。リフトオフディスタンスについて考察してみました。
メーカーが公表してくれない以上、あくまでも、仮説、推測の域であることをご理解ください。
結論的に言うと、リフトオフディスタンスの近いマウスは、光源を弱くしていると思います。平たく言えばセンス性能を落とすことにより、それを実現していると考えます。高原を弱めることによりセンス距離を短くしているのでしょう。しかし、光源が弱いと被射体のコントラストも低下するので識別性能も低下します。
このことは、適応するマウスパッドを選ぶ傾向を強めます。マウスパッド表面のテクスチャーに依存する傾向が強まります。弱いコントラストにおいても識別しやすいテクスチャーが必要となのだと考えます。
例えば、マウスに光源の強さを選べるような仕組みを設けてくれるといいのですが......。そうすれば、もっと使いやすいマウスになると思うんですが。もしくは、ソフト的にバイアスをかけるような仕組みで実現できないものなのでしょうか。
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