マウスパッドのサーフェースに使用する布は、どんなのがいいんだろう?
40倍程度のルーペで布を観察すると布の表面性状も一目瞭然。布のテクスチャーが良く分かる。現在、市場に出回ってる海外製のマウスパッドの布には共通点がある。繊維が太い、糸の締りがゆるい。起毛が多い。
これだけで決まるわけではないけど、摩擦係数が小さくなるkとは考えられない。初動が重い、滑りが悪いなどの原因になります。一方、起毛が多いのでその表面性状はランダムになり、マウスセンサーからすればトラッキングしやすいテクスチャーとなる。性能の劣るセンサーにとっては有難い布となります。
滑り性の高い表面性状とトラッキングに有利な表面性状とをバランスさせることが不可欠。初動の軽さを実現するために静摩擦係数を小さくする。滑り性を高めるために動摩擦係数を小さくする。なおかつ、トラッキングに適した布を追求するのが王道だと思います。
現状では、俊敏なマウス操作に最適化するか、トラッキング性を高める方向に最適化するかにより分かれてくると考えます。
遠くない将来には、どちらの性能も高い布が実現するでしょう。今は、使用マウスと、マウス操作おスタイルに応じて布を選ぶのが賢い選択となるのでしょうか。
KAI.g2 の新モデルは、H/U シリーズに比較すると俊敏性、軽快感は劣りますが、トラッキング性能を高めています。それでも、他社製品に比べれば、充分以上に俊敏で、軽快感もあります。
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